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ずっとずっとあたためていた「つくりたかったもの」が、カタチになりました!



  「えほんぽけっと」



本店の児童書コーナーにそっと置いてあります。



頼もしい編集長は本店のくればやしさん。

こんなに愛らしい表紙デザインと、手づくり感あふれる「手描き」で小冊子をつくって

くれました。

絵本の紹介、おはなし会他イベントの報告や告知もしています。

「おさんぽぽっけ」では、お散歩・寄り道がだいすきな私たちが出会ってしまった

お楽しみを綴ってゆきたいと思います。

毎月発行の予定です。

TAKE FREE!



新しいカテゴリー「ぽけっと」も、今日から追加しました。

いずれ「えほんぽけっと」に書きたい、ちょっとしたことを記しておこうと思って。



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昨日、うちになかまいりした、コトリさん。

刺繍がとってもキレイで見とれています。

これは、Kさんにいただいたばかりの韓国おみやげ。

願いをかなえてくれるコトリさんなんですって!

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お土産が入っていた袋があんまりかわいくて、つい…。



なにやら楽しい毎日です。

せーのっ

 「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!」

と元気なごあいさつではじまった、今年第1回目のおはなし会。

いつもの顔ぶれに、新しいお友だちが仲間入りし、賑やかになりました。

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お正月、うさぎ、ふゆ、といったキーワードで絵本を選び、今回はこんな

絵本を読みました。



 ♪やまごやいっけんありました~

 『うさぎのまじっく』(すずき出版)

 『おもちのきもち』(講談社)

 『せんべせんべやけた』(こぐま社)

 『くまさんはねむっています』(BL出版)

 『きつねとうさぎ』(福音館書店)



いちばん最後のお話を読み終わると、何人かの子が「えー」「みじかいよー」と。

結構たっぷりと時間をとって、今回は少し長いお話もあったのに、嬉しいアンコール

の声があがりました。



おまけの1冊に選んだのは、『こよみともだち』(福音館書店)。

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1月から12月までの扉をとんとんたたいて、少しずつともだちが増えるおはなし。

節がとてもよく、子どもたちも、体をゆらしながら聞いていました。

なにより、1年のはじまりにぴったりでした。



「おはなしもうっかい、もっとよんで」は、なにより嬉しい子どもたちの声です。

私もちょうど、「もういっかい」「もっと」読みたかったの。

お互いの気持ちが通じあい、とってもいい一年のはじまりになりました。

あけましておめでとうございます。

「たけもとえほん横町」2年目です。

今年は、もっと絵本の紹介をしてゆきたいと思っています。



うさぎの絵本って本当にたくさんあります。

やさしい会話が聞こえてくる親子の物語が多いような印象がありますね。



うちはもっぱらこの絵本。

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ソビエトの絵本作家、レーベデフの絵が民話の持ち味にぴったり寄り添っています。

私が「うさぎぃー」と声色を変えて読むと、子どもたちはゲラゲラ笑います。



なかなかじっくり読書をする時間がなかった2010年ですが、新しい年を迎えた

ということで、自分の読書タイムを作るよう心がけようと思います。

今、読みはじめた本。

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『伝説の編集者ノードストロムへの手紙-アメリカ児童書の舞台裏-』(偕成社)です。

作家や画家に宛てた手紙が263篇、そのことばの端々からは相手を心から敬い、

愛情と情熱を傾けて手がける仕事の本質的な部分が見え隠れします。

まだまだ読みはじめたばかりなので、何も語れませんが、素晴しい作品だと予感しています。

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大好きなチャルマーズへ宛てた手紙もありました。

右側にたたずむ小鳥は、昨年末、M三太さんより頂いたワイヤーオブジェ。

関昌生さんという作家さんの作品だそうです。

ちいさなオブジェですが、物語を感じて…とても気に入っています。

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クリスマス気分を一気に高めてくれたサンタさん。

お部屋に入ったとき、いちばん目につく場所につるしました。

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今年のクリスマスケーキはヘクセンハウス。

『ヘンゼルとグレーテル』に登場するお菓子のおうちみたい?

ベースはおばあちゃんが作り、私と子どもたちで好きなお菓子をアイシングで付けました。

ぜんぶ、ぜんぶ、食べられます!

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はるたろうのクラスのクリスマス会は、キッズカフェを半分貸切で!

チョコレートファウンテンに、子どもたちによるケーキデコ、みんなを迎えてくれた

お皿がなんともキュート。

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スウェーデンのサンタワールドから、さえとはるたろうに手紙が届きました。

さえの手紙には「おうちに帰ったら、手を洗ってうがいをしているかい?」と……。

ポストで見つけて、うちに帰ってすぐに読みたかったけれど、ここで中断。

「ギクッ」としたふたりは、まず、手洗い・うがいへ走りました。

私は、貼ってあった切手にうっとり。

どちらもスウェーデンの絵本作家、ベスコフとアンダションのものかな。

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このクリスマスをいっしょに戦い(!)励ましあい、なにより楽しんだ後輩のKさんに

いただいた、私あてのクリスマスプレゼント。

包み紙やレースのリボンもかわいくて、心があったまりました。

久しぶりに、心落ち着けて、ひとつひとつの封をあける瞬間を楽しみました。



Merry Christmas! and Happy New Year!

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みんな12月生まれのお友だちでした。

オリくん30日。かしこちゃん19日。とうまくん5日。

そして、今日22日がお誕生日のゆなちゃんは、残念ながらおやすみ。

おたふくめっー! でも早くよくなってね。



うちの子も12月生まれなので、12月生まれのお友だちとお母さんたちに

囲まれて、クリスマス度UPのたのしいおはなし会でした。



今日、読んだ絵本です。

 ♪キラキラキラキラほしのよる(とんとんとんとんこぶじいさんに合わせて)

 『みーせーて』(アリス館)

 『ノンタンのサンタクロースだよ』(偕成社)

 『くつしたくん』(ブロンズ新社)

 ♪赤はなのとなかい(お母さんたちと歌いました)

 『サンタのおまじない』(冨山房)



じーっと聞いている子。ときどき手をパチパチしてくれる子。

ここの場所に慣れて、冒険の旅に出てしまう子。

にっこり笑ったり、「ママ~」になってしまったり。

赤ちゃんおはなし会は、いろいろ、です。



赤ちゃんにおはなしを読むときは、読み手が楽しんでしまえばよいのだと思います。

絵本を見たり、赤ちゃんを見たり、やさしい声で、朗らかに読むのが一番です。

赤ちゃんも、そんな読み手の声がいちばん好きなのですから。



今年最後のおはなし会。

そして、今年最後のイベント。

今年もたくさんの子どもたちとの出会いがありました。

みんなの名前をちゃんと覚えていたいな、と思います。

来年もまた、かわいいお顔を見せに来てくださいね!



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終了したばかり、ほっかほかのイベント報告です。



クリスマス前の日曜日、ひとあし早くあわてんぼうサンタがふたり、

ABCにやってきました!

うちやえゆかおねえさんと、高橋秀幸おにいさん。

子どもたちの大好きなアニメの世界でご活躍のおふたり。

夢の世界からとびだしてきてくださったような、絵本のおはなしと歌・踊りの1時間でした。



ひでゆきおにいさんが読んでくれた絵本は

 『サンタおじさんのいねむり』(偕成社)

 『赤はなのトナカイ、ルドルフ』(メディアファクトリー)

小さなお友だちも多かったのに、みんな「手はおひざ」で聞いてくれました。



ゆかおねえさんが読んでくれたのは、大型絵本の

 『ボノロン ありがとうをさがして』

大きな大きな絵本に吸い込まれるように、子どもたちは身を乗り出して

聞いていました。



今日はなんといってもクリスマス☆おはなし会&ミニコンサート。

クリスマスソングは3曲!

 「赤鼻のトナカイ」

 「サンタがまちにやってくる」

 「あわてんぼうのサンタクロース」

クリスマス気分たっぷり♪でした。



いよいよ、おにいさん、おねえさんとバイバイするときに、子どもたちから

「たのしかったー」という声が聞こえてきました。

子どもたちはとてもまっすぐです。

まっすぐに感じたことがこの「たのしかったー」ならば、本当にやってよかった!と思えます。



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控え室でパチリ。

歌もおはなしも大好きなおふたりと、またごいっしょできたらなと思いました。

右手に写っているのは、キーボードで大活躍してくださった、安保一平さん。

おふたりの歌に、リズミカルで愉しい伴奏をつけてくださいました。



メリークリスマス!!

ある子が言っていました。

「毎日がクリスマスならばいいのに。」

私もそう思います。

毎日が、今日のような、笑顔であふれるクリスマスのような日ならば、と。

きっと歌とおはなしがある場所は、クリスマスのような場所なのかもしれませんね。

まずは、大好きなチョコレートショップTHEOBROMAの広尾店に。

ここでは、先日イベントにお越しいただいた、イラストレーター・樋上公実子さんの

原画を見てきました。

広尾店では、『MOTTAINAIの木の実』の原画がずらり。

甘いにおいにとろけそうになりながら、また青空の下へでました。

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つぎは、表参道のpinpoint gallery「マラカス・マラカス展」に。

19人の絵本作家さんが、マラカスに絵付けしたものがずらり。

楽しげな音が鳴り響きそうな、ユーモラスなマラカスばかりで、元気がでました。

小池アミイゴさんの「ペンペン草の音」マラカスが印象的でした。

ぺんぺん草……小さい頃、耳にあてて何度も何度もふっていたなぁ…って思い出し

ながら、次のビリケンギャラリーへ。



「CHRISTMAS SONGS」という展示を見に行きました。

ここでも、たくさんの絵本作家さんが描いたクリスマスソングの絵をじぃーっと。

ギャラリーの方と、絵にまつわるお話をたーっぷりと。

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私の好きなクリスマスソングは、We Three Kings of Orient Areかなぁ。

学生のときに厳かな礼拝堂でうたったことを、今でも思い出します。

ぴーんと気持ちよい空気に包まれるなか、パイプオルガンの音色が響き、

繰り返し歌ったこの歌が好きです。



たくさんの原画を見ました。

たくさんの音が心に流れるおさんぽでした。

くるくる、ドタバタ、走りまわっている師走……私の時計をとめてくださる

絵本作家のおふたりが訪ねてきてくださいました。



かんのゆうこさんと、こみねゆらさん。

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『ふゆねこ』(講談社)を描いたおふたりです。



ゆらさんの絵には、ゆらさんの手づくりのモノたちがたくさん登場します。

お人形。レース。編み物。置き物、そしてネコちゃん。

とてもとても繊細で小さなモノを生みだす、ゆらさんの指は、すぅっと

美しくて見とれてしまいました。

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かんのさんとは「新月」のお話にポッと灯がついてしまいました。

昨日、はるたろうの誕生日は12月の新月の日だったそう。

新月にお願いをすると、とてもよいのだそう。

びっくりしました。

はるたろうの頭のなか、いつも月、月、月なんです。

毎日空を見あげて、どんな月がでているか……教えてくれるのです。



私もさっそくお願いごとをしてみました。



このまま走っていたら、ちょっと立ち止まる時間もなく、大事なものを

見過ごしていたかもしれません。

おふたりとのご縁、本当に嬉しかったです。



『ふゆねこ』は春、夏、秋、と「四季ねこ」シリーズで続きます。

ねこといっしょに四季を感じ、4シーズン目の絵本が出来上がったころ、

原画展などしてみたいなぁと心から思います。

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これは、3年前の今日、はるたろうが生まれた朝の空。

青く、青く、どこまでも青く、やさしく包み込まれるような日差しの、

特別な朝と、新しい人生のはじまりでした。

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これは、あれから3年たった、今日の朝の空。

やっぱり雲ひとつない青空で、特別な日のはじまりを笑顔でむかえてくれました。



晴太郎-はるたろう。12月6日は、やっぱり晴れています。



はるたろうは、3歳になりました。

子どもの誕生日がこんなにも特別な日になるなんて、子どもが生まれるまでは

まったく知りませんでした。

年を重ねても、どのように子どもが産まれてきてくれたのか、一部始終忘れてしまわないように、

ゆっくり時間をかけて思い出す……ということを、今日もしています。

今日という日が、終わってしまう前に。



朝いちばんに、はるたろう宛に一通のメールが届きました。

3年前、彼の誕生を支え、私のお産に大きなやさしい手を貸してくれた、助産師さんでした。

嬉しくて、涙が出てしまいました。

実習生だった彼女が、どれだけ大きな手を貸してくれたのか…出産の後、何時間も話した

ことを思い出して、また泣きました。



もりだくさんの一日、楽しかったなぁ。

ふうせん、ケーキ、パジャマ、美容院。今日のキーワード。



眠る前に、はるたろうが選んだおはなしは、紙芝居の『おねぼうなじゃがいもさん』でした。

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2010年のクリスマスは「BOOKS FOR YOU」。

アボカドサンタちゃんと、スリーリス(クリスちゃん、リスマくん、マスクさん)がお迎え。

夏のブックフェスに続き、イラストレーターの多田玲子さんにお手伝いいただいて

飾りつけをしています。



生まれてはじめて、こんなにフェルトを切りました。

シャギシャギ(フェルトをハサミで切り)、ペタペタ(フェルトをボンドで貼り)、

「手芸」なクリスマスを過ごしています。



多田玲子さんは、明るいパワーの持ち主で、いっしょに手を動かしていると

どんどんどんどん閃きが生まれます。

まるでイルミネーションがパーッと点灯するみたいな感じなのです。

「かわいいものを愛でる会」と「リスの物語をつくること」このふたつは、

大切な約束です。

多田さんと、約束をしてしまった!



このショウウィンドウは12月25日までです。

ビッグブッグからなかば飛びだしてきているリスたちと、リースのなかから

アボカドサンタがこんにちは…そしてたくさんの絵本たちに会いに来てください。